高血圧に効くツボとは？
高血圧の治療は、食事療法や生活習慣の改善、薬の服用など、どれも決して楽に行えるものではありません。
それに、高血圧の薬には副作用がありますので、できる限りは薬を服用せずに治療したいものです。
辛い治療でストレスが溜まったり、薬の副作用で体に負担がかかってしまうようでは、高血圧を治すための行為だったはずが悪化の元になってしまう恐れもあるのです。
高血圧が起こる原因に関しましては、未だに解明されていませんが、血圧が高くなる理由としては、血液循環の悪化しているために、体中に血液が行き届きにくくなってしまっていることが原因ではないかと考えられています。
血液の循環が悪くなっていると、心臓は体の隅々にまで血液を送るために高い圧力をかけて働きますので、そのことが高血圧につながってしまうということです。
ここでは、高血圧の人が少しでも楽に血圧を下げる方法として、ツボ療法をご紹介します。
ツボ押しを毎日続けることで、頭痛や肩こり、首の痛みなどの症状の緩和が期待されます。
ツボを押すだけなので、いたって簡単で手軽です。
【耳尖】
耳尖とは、耳の上部の先端の中心にあるツボです。
1分間ほど、ここを指でつまんで前後に細かく揺らすようにして刺激しましょう。
耳尖のツボは、血圧降下はもちろん、高血圧全般の症状に有効であるといわれています。
耳には、足の裏に匹敵するほどたくさんのツボがあります。
時間の空いたときに、耳の付け根を指でつかみ、上下左右や前後に動かすだけでも、あらゆるツボに刺激を与えられます。
【十宣】
十宣とは、十本の指先にあるツボのことで、一本ずつに存在します。
最初に、親指の先のツボを反対の手の指で1〜2秒ほど自然に力を加えます。
そのまま7秒間押し続けましょう。
そして、少しずつ力を弱めていき、指先から手を離します。
指先を指圧することで、自律神経の働きがよくなり、血液の循環も良くなります。
このことから、十宣のツボを指圧することで、血圧が下がる効果があるといわれていますので、高血圧の人は時間のあるときはここを刺激するとよいでしょう。
すき間の時間にこれらを刺激することで、手軽にいつでも高血圧対策ができますね。
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