耳鳴りは高血圧の危険信号
耳鳴りの原因は、耳の病気以外にもさまざまです。
筋肉が関係している場合や心因性の場合、または、血管が関係している場合などです。
血管性の耳鳴りの場合、高血圧が関与しています。
血圧の高い状態を長期間放置してしまうことで、耳周辺の血管が固まってしまうためです。
耳周辺の血管が固まることで、そこを通る血液が流れにくくなりますので、血液が流れるときに耳鳴りが起こってしまうということです。
高血圧だと診断されている人や、その可能性のある人は、耳鳴りの症状があらわれましたら必ず医師に相談してください。
実は、この耳鳴り、体からの危険信号なのです。
高血圧は、サイレントキラーという別称があるほど、自覚症状がほとんどないままに進行していく病気です。
本人が無自覚のまま、動脈硬化を引き起こし、やがては脳卒中や心筋梗塞につながることもあるのです。
そんなサイレントキラーである高血圧の人が、耳鳴りの症状を感じるということは、既に進行してしまっているということなのです。
それでは、この耳鳴りはどのように対処すればいいのでしょうか?
高血圧が原因であるために、降圧薬の服用でおさまると思われがちですが、これで一時的に血圧を下げたとしても、必ずしも症状がおさまるとは限りません。
降圧薬を服用されるならば、副作用や服用期間にデメリットがありますので、そのこともふまえてから注意して服用するようにしましょう。
血圧が高いから耳鳴りがするというわけでなく、血圧が高い状態を放置していたために耳鳴りが起きているということが分かれば、一時的な降圧が有効でないことがご理解いただけるかと思います。
高血圧にとって重要なのは、早めの対処です。
自覚症状を感じられないのですから、血圧に不安を感じる場合には、積極的に医師の診察を受けるなどして、早期発見・早期治療に努めましょう。
また、高血圧の治療において大切なことは、生活習慣の改善です。
食事の見直しや運動の習慣づけ、ストレスの解消など、高血圧そのものを治療するようにしましょう。
耳鳴りをおさめるためには、根本である高血圧を治すために動く方が、近道となるはずです。
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