高血圧を改善したいならタバコをやめよう
高血圧がストレスからくることは皆さんも知っていることだと思います。
そのストレスを解消するために、お酒やたばこなどの趣向品を好んで利用することと思います。
高血圧に少量のお酒は高血圧の症状が改善されることは有名です。
では、タバコではどうでしょうか？
タバコはお酒と違い、少量であれば高血圧を改善するということはありません。
「酒は百薬の長」という言葉がありますが、タバコには「百害あって一利なし」という言葉しかありませんね。
お酒には適量がありますが、タバコには適量という概念は存在しません。
タバコはいろんな病気の原因になっています。
その中でも最も恐ろしいのが癌です。
タバコのニコチンは癌になるほど体に影響を与えるのですから、高血圧に良いわけがありませんよね。
タバコに含まれるニコチンは、体内に摂取されると、血管を収縮させてしまいます。
血管を収縮させて血液の流れが悪くなると、心臓のポンプは血液に圧力をかけて無理に流そうとします。
その結果、血圧が上がり、高血圧に拍車をかけることになるわけです。
その他にも周りの非喫煙者にも悪影響を与えます。
食事の際などにタバコを吸われると、おいしい食事も台無しになりますし、副流煙で健康を害するおそれもあります。
何度も言いますが、まさに「百害あって一利なし」です。
タバコを1本吸うと血圧は、平均で１５mmHg上がり、心拍数も上昇することが解かっています。
一日にたくさんタバコを吸うヘビースモーカーは、常に血圧の高い状態が維持されています。
それが慢性化して、やがて高血圧症になることを理解してタバコとの付き合い方を考えたほうが賢明です。
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