高血圧に有効なお茶とは
高血圧の治療というと、食事や生活習慣などを見直すことがもっとも大切ではありますが、さらなる対策として、高血圧に有効なお茶を飲むのはいかがでしょうか。
食事制限や節酒、運動、薬の服用など、高血圧の治療には辛いことが多くあります。
そんな中で、お茶は美味しく飲むだけでいいのですから、治療に疲れた心と体の癒しにもなることでしょう。
それでは、高血圧に有効なお茶とは、どのようなお茶でしょうか。
一般的なお茶のなかで、高血圧に有効だとされているものは、緑茶やウーロン茶です。
緑茶に含まれているカテキンには、血圧の上昇を抑える作用があります。
カテキンは緑茶の中に最も多く含まれている成分であり、その含有率はおよそ8〜15%を占めています。
それに、緑茶は高血圧以外にも、動脈硬化や心臓病の予防にもなるといわれています。
ウーロン茶に含まれているポリフェノールは、カテキンの集合体ですので、緑茶と同様に血圧の上昇を抑える効能があります。
また、ウーロン茶を飲むことで余分なコレステロールや中性脂肪が排出されやすくなりますので、肥満の予防にも有効です。
実際、1年以上、毎日緑茶かウーロン茶を飲むことで、高血圧を発症するリスクが46%も低くなることが証明されています。
お茶を1日120ml〜599ml飲む習慣がある人は、飲む習慣のない人に比べて46%低くなり、さらに600ml以上飲む人では、65%も低くなるといわれています。
緑茶とウーロン茶以外のお茶では、柿の葉茶やルイボス茶、ドクダミ茶、杜仲茶、クコの葉茶なども、有効であるとされています。
ドクダミ茶でしたら便秘対策にもよいですし、杜仲茶は利尿作用もあります。
高血圧だけでなく、他のお困りの症状に応じて選ばれるのもよいでしょう。
実際にお茶のなかでも緑茶やウーロン茶は、高血圧に有効であると認められてはいますが、お茶だけで治すというのは難しいでしょう。
また、医師の診察を受けることも重要です。
高血圧治療に大切なことは、食事療法と生活習慣の改善、医師の判断による薬物療法です。
これらをきちんと実行したうえで、お茶も取り入れるようにしましょう。
高血圧に有効なお茶
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高血圧対策
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