頭痛を伴う鼻血に注意
高血圧は通常の範囲を超えて血圧が高い状態のことをいいます。
具体的には上が140以上、下が90以上の血圧の状態のことをいい、脳卒中や脳梗塞、クモ膜下出血といった脳血管障害や心臓疾患といった重い合併症を引き起こすことがあるので注意が必要です。
高血圧の人にだけ現れやすい特定の症状があるわけではありませんが、高血圧の人が訴える症状には共通の症状がいくつかあります。
頭痛や肩こり、めまいなどがその代表例ですが、実は鼻血が出やすくなるというのも高血圧の人に多い症状のひとつです。
そもそも血圧というのは、血液によって血管にかかる圧力のことで、血圧が高ければ血管にかかる負荷が大きくなるため、血管が傷つきやすくなります。
鼻血が出やすくなるのはこのためで、血管の中でも細かい毛細血管に強い負荷がかかれば、出血しやすくなるわけで、高血圧によって傷ついた鼻の毛細血管に強い負荷がかかって鼻血がでてしまうのです。
ですから、高血圧で出る鼻血は、鼻をぶつけた時に出る鼻血などとは症状も原因も大きく異なるのです。
鼻血が出て問題なのは、傷ついた血管を体が治そうとすることが動脈硬化の原因となることもあるなど、体全体に大きな影響を与えることもあるので、はなじとはいえ、早めに医療機関を受診して適切な治療を受けることが大切です。
高血圧が原因の鼻血は頭痛を伴うことも多く、出血量が多かったりすることもあるので、普通の鼻血と少し違うと感じたらすぐに病院に行きましょう。
高血圧が原因の鼻血であれば、自覚がないくても、他の病気も進行している恐れがあります。
高血圧はサイレントキラーと呼ばれるほど、恐ろしい状態なのです。
食事療法や運動療法も必要ですが、早急に投薬による治療が必要な場合も考えられます。
素人判断をせずにきちんと診断を受けることが大切なのです。
また、大きな気温の変化は血圧の大きな変動を招き、高血圧の人には大きな負担となります。
温かい部屋から寒い外へ、涼しい部屋から暑い外へといった移動が体の交感神経を刺激し血圧を変動させるので注意しましょう。
鼻血対策に役立つ商品
スポンサー広告
高血圧対策
|
