普段と違う頭痛を感じたら早めに受診
高血圧に悩む人はたくさんいます。
「健康診断で血圧でひっかかった」という話は本当によく聞きます。
高血圧という言葉はよく聞くけれど、実際にどんな症状があるのかを知る人は少ないのではないでしょうか?
実は高血圧自体に明らかな症状があるわけではありません。
だからこそ、自分自身が高血圧であると自覚していない人も多いのが問題なのです。
高血圧の症状として、頭痛やめまい、息切れ、動悸などを感じることもありますが、頭痛やめまいなどの症状は高血圧でない人でも感じることのある症状であり、特有の症状とはいえません。
ですから、頭痛を感じるからといって高血圧であるということは言えませんが、その頭痛がなんらかの体の異変を知らせていることもあるので、体の不調を長く放っておくことなく、適切に医師の診断を受けることが大切なのです。
血圧が高いからといって、特別つらい症状があるわけではありませんが、この状態が原因となる病気には時には命に関わるような重篤な病もあるのです。
血圧が高くなる原因には遺伝的なものもありますが、毎日の生活習慣が血圧を上げる原因となっていることも多々あります。
偏った食生活や運動不足は高血圧を招く原因となるので注意が必要です。
頭痛の中には高血圧が原因となっているものもあり、こうした頭痛の中には脳腫瘍や脳卒中、くも膜下出血などの症状のひとつとして現れている頭痛もあるので注意が必要です。
頭痛を感じる部位にも特徴があり、前頭部や後頭部に痛みを感じるのが特徴です。
なぜ頭痛の症状が出るのかについてメカニズムは明らかになっていませんが、血圧の上昇と脳内の血管との関係があると言われています。
普段、血圧が高くない人の血圧が急激に上がることで症状の出る頭痛もあるので、普段感じることのない頭痛を感じたら、無理をせず早めに受診することが大切です。
定期的な健康診断を受けることは、高血圧に限らず、病気の早期発見にとても有効です。
面倒がらずに定期健診を受けるよう心がけましょう。
高血圧に伴う頭痛について書かれた書籍一覧
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高血圧対策
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