ふたつの高血圧

ふたつの高血圧

高血圧の種類は2種類あることをご存知でしょうか?

 

普段、なんとなく高血圧と呼んでいますが、実は二つの種類に分けることが出来ます。

 

高血圧の種類は 「一次性高血圧」 と 「二次性高血圧」 に分けることが出来ます。

 

これらの高血圧の種類と違いを解説していきます。

 

 

一次性高血圧とは?

 

一次性高血圧とは、「本態性高血圧」と呼ばれるものです。

 

この本態性高血圧になる要因は様々です。

 

ただ一つ言える事は、日常の」生活習慣や環境によって引き起こされる要因がほとんどという事です。

 

一次性高血圧の原因

 

ストレス

肥満

過労

塩分過多

遺伝

 

上記表に記載したようなことが一次性高血圧の要因の代表的なものになります。

 

生活習慣を改善する努力をすることによって高血圧の改善をしていけるようにしましょう。

 

 

遺伝による高血圧

 

遺伝性の高血圧というものも存在します。

 

親が高血圧であれば、高血圧になりやすいというデータがでています。

 

両親ともに高血圧であった場合は、約50%の確率で高血圧になる遺伝子を引き継ぐという結果が出ています。

 

どちらかの親が高血圧で合った場合は約33%

 

両親ともに高血圧でない場合でも約5%の確率で高血圧の遺伝を引き継ぐとされています。

 

このように、生活習慣が原因でない場合でも高血圧は両親からの遺伝で引き継ぐ場合もあります。

 

しかし、親が高血圧であるとしても、小さいうちから生活習慣を見直していけば、高血圧にならない可能性も十分にあります。

 

もし、親であるあなたが高血圧であるのであれば、子供が小さいうちから生活習慣を正しくしてあげて、大人になってもよい生活習慣を維持できるようにしてあげることで、子供への高血圧のリスクを減らしてあげることが出来ます。

 

親である自分が高血圧であるならば、子供が高血圧になりやすいということを認識しておくことが大切です。

 

一次性高血圧では原因が複数ありますので、高血圧だとわかった場合は、すぐに原因を追求してそれを改善するように努力することが非常に重要です。

 

 

二次性高血圧

 

次に一次性高血圧とは異なる二次性高血圧について解説していきます。

 

二次性高血圧とは、なにかしら他の病気が原因で起きる高血圧のことです。

 

具体的な病気を記載しますと、腎臓病、ホルモン異常などの疾患が原因となって高血圧を引き起こします。

 

二次性高血圧を改善しようとするのであれば、原因となる病気を改善することが、高血圧の改善になりますので、原因となっている元の病気をしっかりと治療することが大切です。

 

 

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