高血圧の定義とその特徴

高血圧の定義とその特徴

高血圧とは、安静状態での血圧が、正常値よりも高い状態が慢性的に続くことをいいます。

 

心臓がポンプのように動くことで、血液を血管へ送り出していますが、その押し出した瞬間が、血管にもっとも強く圧力がかります。

 

このときを収縮期血圧(最高血圧)といいます。

 

そして、収縮した後に心臓が拡張するときに、血圧がもっとも低くなります。

 

このときを拡張期血圧(最低血圧)といいます。

 

高血圧とは、このどちらかだけでも高い状態のことをさすのです。

 

高血圧とは、ただ血圧が高いだけではありません。

 

その血圧の高さが続くことによって、さまざまな病気を引き起こすおそれがあるのです。

 

高血圧とは、血管に常に負担がかかっている状態であるため、血管が傷ついたり、柔軟性が衰えて固くなったりします。

 

そうしたことが、動脈硬化を引き起こす原因となるのです。

 

このような状況になっていたとしても、自分自身が高血圧とは気がつかない人も少なくありません。

 

高血圧とは「サイレントキラー」という異名を持つ病気でもあり、自覚症状がほとんどないために、治療をしないまま悪化することが多い病気なのです。

 

肩こりや頭痛など、誰しもが感じるような症状のため、高血圧とは分からないまま放置してしまう人が多いというわけです。

 

しかし、無自覚であったとしても、実際にはどんどんと知らぬ間に血管を蝕んでいっているため、病状の深刻さは増す一方となるのです。

 

高血圧の放置によって、よくみられる病状の進行パターンは、高血圧→動脈硬化→心臓病や脳卒中→死亡です。

 

このことからみても、高血圧とは、生活習慣病を合併する危険性のある恐ろしい病気であることがわかります。

 

患者数が非常に多い高血圧。

 

高血圧とは、日本人の高血圧患者はおよそ781万人といわれている、いわば日本の国民病です。

 

高血圧であることが分かった時点で、高血圧だけでなく、心臓病や脳卒中、糖尿病などの合併症の予防にも努めることが重要になります。

 

いずれも、食事や生活習慣の見直しが大切ですので、改めるようにしましょう。

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